機材といっても2000円。しかし効果は絶倫。
人物写真なんかだと、へたなデジタル一眼レフを買うより、これ+ケータイカメラの方が美しく撮れちゃったりする。
ポイントは逆光を使うこと。
屋外でヒト・モノを撮るときは逆光で。さあこれから、こいつをポケットに今日から逆光マスター。
順光だとまんべんなく光が当たるからなんとなくキレイに撮れた気になっちゃうものだが、じつは平面的で色も味気ない写真になりやすい。
逆光はヒト・モノの輪郭が後光のように浮かび上がり立体感が増す。しかし当然、通常光では被写体は影になって真っ暗。強制フラッシュを焚くのも手だが、ふつうのフラッシュでは、光が届かないか、不自然になる。冬なんかだと太陽の角度が低いので、順光だと写るヒトは眩しくて表情が険しくなったりも。
そこで携帯レフ板を使うことで解決。
表が銀、裏が白になっているから、シチュエーションに応じて使い分けられる。硬質な質感を出したければ、銀使いでハードライトでぎらぎら、人物の顔には白い方でソフトに肌きめこまかく浮かびあがらせる。ケータイつきカメラでも、レフ板・逆光パワーでこのとおり。
【動画 1分52秒】