ライフワークとして全国の湖沼の写真を撮っている。現在、2500弱をまわった。大きくて有名な湖もいいが、ひと目につかずひっそりとたたずむ野池が好き。ただ、こういった野池は全国に21万もあり、数十メートル間隔で密集していたり、場所の特定が難しいという悩みがあった。
特に一回の遠征で100件以上の野池をまわったりすると写真は千枚にも及ぶ。
GARMIN社製のカメラ付きナビを使うなどしてみたが、画質が悪すぎて、位置情報と時刻をもとに、あとで他のカメラで撮影した写真とヒモづけするためのメモ代わりにしかならないので効率が悪い。
よい画質で撮影できつつ、位置情報を記載できればと思って、EOS6Dを導入。これまで一眼レフはEOS5D MK2を使っていたのでグレードダウンになるが、そこは技術の進歩。私の使いこなせる範囲では、性能においてマイナス面はまったく感じなかった。
さて、ここから実戦レポート。
導入後、3300枚を撮影。
撮影した画像をフォトストレージサービスに写真をドラッグアンドドロップするだけで、地図による位置情報も表示される。画像は「東海道五十三次」における鈴ヶ森刑場跡。
素晴らしい。素晴らしすぎる。
GPS機能は、オンの状態にすると電源を切ってもGPSが位置を追いつづけてくれるので、電力は消費するものの、起動後すぐに撮影しても正確な位置情報を記録される。・・はずであったが、なぜかうまくいかない。
移動後、最初の1枚、2枚は、前に撮影した場所が記録される。起動後、すこし時間を置く必要があるようだ。これはファームウェアのバージョンアップで解決されるかもしれない。
電力消費については、GPSをオンにしていると、撮影をしなくても2日ほどでバッテリーを使い果たす。そこはちょっと注意が必要。
WIFIによるスマートフォンからの操作
EOS6DはWIFI機能もついているので、スマートフォンにEOS連携アプリをインストールすれば、スマートフォンで撮影や設定などワイヤレスリモコンとして使うこともできる。
これについては手持ち撮影が主体のため、まだ活用したことがないので、要望があればレポートしようと思う。
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