業務用最高峰18ボルトモデルに、深みあるグリーンが渋いカラーリングが海外モデルとして発売されているのを知ってから心が疼いていたが、ついに導入。
わが家における使えるグッズ年間大賞1位に輝きつづけ殿堂入りを果たしたマキタ18ボルトクリーナー記事のひさびさの更新。
この色、思い出深く愛してやまない業務用エブリィ・マニュアルミッションの色とよく似ていたせいか、激しく心を揺さぶられた。
現行機はバッテリー交換、ノズル交換でいたって調子よく稼働してくれているが、ちょうど実家の老父が使っている18ボルトモデルのパワーが落ちてきたということで、バッテリー交換をしてもらったのだがカイゼンせず、それなら本体側の問題だろうということで、うちの現行機を譲ることにした。
晴れてグリーンを導入。本体だけ、ノズルだけ、バッテリーだけ、と必要なものだけをいつでも安心して購入できるのがマキタ業務機の素晴らしいところ。
今回は本体だけの導入だったので七千円台で済んだ。
それにしてもこの色、素晴らしすぎる。渋みのあるハーフマットな感じもいい。がぜんテンションが上がった。
導入してみてカイゼンされたポイントをひとつ見つけた。標準装備されているフィルターが見たことのないタイプに。なんでも「マキタ純正高機能フィルター」とのことで、違いはゴミ捨てのときに顕著。
従来のプレフィルタだと、こびりついた粉塵をブラシでこそげ落とすようにしないといけなかったのが、わりとささっと粉塵が落ちてくれる。
さすが小さなカイゼンを積み重ねる名機。ちょこちょこ軽薄なモデルチェンジをしないマキタの業務用機だけに、今後のパーツ供給も安心だ。
マキタ(Makita) 充電式クリーナー18V バッテリー・充電器付(本体青色・カプセル式・トリガ式スイッチ) CL180FDRF
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マキタの本当のすごさは、バッテリーにあり!
すっかり通販やロフトなどでもおなじみになったマキタ社製ハンディクリーナーだが、不思議なことに、どこで扱っているものもゴミ紙パックタイプで、電源ボタン式かつ低ボルト・・家庭用の名のもとにスポイルされたものばかり。
マキタに洒落たものは求めない。一見、便利そうに見える機能もいらない。
マキタの本領は業務用たる無駄をそぎ落としたハードさにあるわけで、トリガー式電源ボタン、かつ、カプセル式のゴミタンク、そして怒濤の18ボルトパワーのハードな業務フラッグシップ機こそ真骨頂だと思うのだが、一般用として売られているところをほとんど見かけない。
マキタ(Makita) 充電式クリーナ 18V (バッテリー・充電器付) CL181FDRFW
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あれれ・・。上のCL182FDRFWというモデルは18ボルトの業務用機と同じ外見ながら、ゴミ紙パック式、かつ、押しボタン式電源が採用されている。うーん、こんなところまで家庭用の余波が。それだけ紙パック、押しボタン式=家庭用というイメージが定着しているということか。私としては、消耗品もほとんど交換の必要のないフィルター程度で、耐久性があり、本体、ノズル、バッテリーもすべて単品購入が可能で継続性に関しても心強い純業務用モデルが好きだ。
CL180Fというモデルが業務スペックの掃除機本体単体で、バッテリーは別売り。
おおっ! 新幹線ハヤブサなカラーリングの業務業務したニューカラーが海外モデルで出ているではないか!
マキタ 充電式クリーナ 18V (本体のみ/バッテリー・充電器別売) CL180FDZW
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マキタ(Makita)充電式クリーナー18V 本体のみ(本体青色・カプセル式・トリガ式スイッチ)CL180FDZ
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2013年に14ボルトモデルから18ボルトのCL180に買い替えて以来、5年近く活躍し、長年、わが家での使えるグッズ1位の座をゆるぎないものとし、すでに殿堂入りを果たした機械であったが、2018年1月にバッテリーの稼働時間が少なくなってきた。あわせてノズルのゴムワイパー部が裂断。
今回、この二つの消耗品を買い替えた。
もともとの業務用セットにはBL1830という大きなバッテリーがついているが、これは正直、家庭でくるくる振り回す分には少々重い。軽快性を求めてBL1815という半分の容量・サイズのバッテリーを使っていた。
うれしいことに1815とサイズは同じまま、容量がアップしたBL1820なる新バッテリーが発売されていた。
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1815バッテリーの方が毎日使って毎日充電して5年近くも元気だったということも驚きを越えて感嘆というか、これぞマキタの真骨頂というか、それでも完全放電させてすぐにフル充電をしたら、けっこう蘇ったのでありがたい。これからは1820と交互に使えるので便利だ。
劣化した1815と1820のパワー感というか音を動画にしたので参考までに。
あまり変わらないようにも聞こえるが、もっと長い時間を連続動作したときには、けっこうな違いがあったが、それは当然のことだろう。
今回、合わせて買い替えた部品として、T型ノズルがある。
最近は家庭用を意識してかマキタ純正でも「じゅうたん用」なるモデルが色もとりどりに出まわっているが、ブラシ部に毛がいちいちまとわりついていては仕事にならない。ハードに吸い込んで手入れなしでいける業務用ノズルを探したら、Amazonではじゅうたん用より少し高かった。
見た目が従来のものと少し変わっていたので、同じものか心配だったが大丈夫でした。
マキタ(makita) ノズルアッセンブリ 123486-2
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変更点としては、マキタのロゴがついたことと、バンパー部の色と形状の変更、およびワイパー部の色の変更。材質まで変更したかは触った感じでは分からなかったものの、掃除機を稼働させた状態では、あきらかに吸い付く感じが強くなっていた。とはいってもゴム部が劣化した旧型との比較なので、材質の変更によるものなのかまでは分からなかった。
最後に。
マキタの業務用ハンディクリーナーは家事ではなく、もはや趣味である。この喜びをロボット掃除機などに奪われてなるものか。