カイゼン生活

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閉じたフラップの小窓から機材を出し入れ(バンガード社製ヘラルダー)

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3サイズで最大の17リットルは、クルマの助手席にぴったり納まる38センチ幅。

開閉フラップに開口部を設けるというアイデア

ジッパーとバックルの二段構えのフラップトップの開口部は、安心感があり、安心に重きを置くシチュエーションではジッパーを閉め、スピードを優先させるときはバックルのみの固定。柔軟な機材へのアクセス性を両立させるフラップトップは多くのプロ用カメラバッグで採用されている方式だが、そのフラップの上にジッパー式の開口部を設けてしまったら?
つまりドアの中に小さなドアを増設するイメージ。クルマでもあった。ハッチバックの窓部分だけが開けられる機能、あれは確かに便利アイデアだった。

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オートバイのリヤボックスに装着したエスビナー(カラビナの開口部が2つあるものでS字形)を付けて、脱着を容易にした。走行中の安定性もよく、この組み合わせはかなり使えた。バイクから離れないシチュエーションの撮影では、トップフラップ開口部を活かすことで素早い撮影、撤収が可能。

ただバンガードというブランドは知らなかったことと、かなりの堅牢性が求められるカメラバッグとしては値段が少し安すぎる気もしたので、老舗で同じような機能をもったものも探したが、これは購入当時はライバルなしの一点モノといっていいアイデア商品だった。
導入してから13ヶ月経過し、ずっとスタメンを維持している。
インナーもほどよい厚みとコシと節度があり使いやすい。
パソコンも収納できる仕様だが、なぜかパソコンスペースの底部分にクッションがない。パソコン用のインナーケースを使って対応。
フラップ裏側のSDカード収納ポケットは便利。オリンパス一眼の薄型バッテリーぐらいなら入る。
トラベルキャリーのステー取り付け対応。
三脚収納用フラップは引き出し式。
レインカバーも標準装備。これは安心。
ショルダーストラップもしっかりしたつくりで、パッドの厚みもよい感じ。
ただし、手持ちハンドルが薄っぺらくチープ。取り付け部の縫製も弱そうで、ここだけなぜ手を抜いたか? という感じ。フルで機材を入れているときは、壊れそうで怖くて使えない。よく使う部分だけに、今後、カイゼンされればいいのだが。
ヘラルダーシリーズは8リットル、14.8リットル、17リットルの3サイズ展開。2018年現在では限定版としてカラーモデルもリリースされている。

バンガード カメラバッグ(ショルダー対応) The Heralder 28

バンガード カメラバッグ(ショルダー対応) The Heralder 28


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クルマの助手席にバンガード・ヘラルダー、足もとにsuaoki社製のリチウム・ポータブル電源を置き、待機している機材の充電がスムーズに行える。
kaizen.hatenablog.com


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三脚格納部分にパックロッドを装着して、シュート&ランガンも。パックロッドはダイワ製。従来の振り出しタイプのパックロッドとは一線を画す高品質。

ダイワ(Daiwa) ロッド B.B.B. 6106TMFB

ダイワ(Daiwa) ロッド B.B.B. 6106TMFB