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ポータブル電源(suaoki社製・大容量リチウムイオン)

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ポータブル電源は震災前からなるべく大容量高性能なものを1台は所有するようにしているが、これがなかなかアタリ! といったアイテムに出会えない。
高価なのに質感が低い上、壊れやすく、バッテリーの性能劣化でだいたい1年ぐらいしかもたなかった。
やっと、なかなかいいなと思える商品に会えたので、ある程度の期間使ってみて、劣化なども含めてレポートしようと思っていたら、商品が販売中止? まあ、バッテリーはどんどん良さそうなものが安く出てきているからいいか、と思っていたら、先日見ると「改良版」となって商品が復活していた。
ACアダプターに安全基準の認証を取得するマイナーチェンジを行なったようである。
ということで当方のバッテリーは改良前モデルということになるが、改良版も外観やスペック等に大きな変更はないようだ。
2017年8月に導入。月に1〜2回、クルマでの遠征時に使用。現在のところ、バッテリーの劣化は特に感じない。
撮影機材、パソコンの充電のほか、夏の車中泊の扇風機に使用。意外に重宝しているのは、四基のUSB差し込み口を介して複数の小型モバイルバッテリーへの充電である。

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液晶表示はバックライトもありそこそこ見やすい方だが、斜めから見たりすると文字が見えない。


リチウムイオンで持ち運びが苦にならない程度の重さ、コンパクトであることに加え、クルマのシガーライターソケットから充電できることがこの商品を選ぶ決め手となった。ソーラーパネルにも対応している。同スペックのライバル機種は、大容量ゆえか、シガーソケット非対応。
もっともシガーソケットでの満充電はできないらしいが、大容量なので7〜8割チャージされていれば扇風機一晩まわすぐらいは何の問題もない。
入力と出力ワット数が数字で表示されるのも、心強いというか、ありがたい。
ACアダプターでは最大で70Wほどで充電。
シガーソケットの方は30Wぐらいだった。
出力はACで300Wと頼もしい。DCは120W。
欠点としては、縦長の形状で走行中のクルマの中ではコケることがある。(コケやすいとまではいわないが)
多くのユーザーからも指摘があったが、USBの差し込み口のツメが折れやすい。指摘があっただけに気をつけていたのに、すでに二つ折れた。ただ現在販売されている改良版では改善されている可能性もある。
最後に、充電するときに、いちいち電源を入れなければならない。
欠点と感じるのはこの程度だから、長い時間がかかったが、やっと安心して長く使えるポータブル電源に会えたといえそうだ。日本代理店のサポートも親切な感じなのも心強い。
リチウムイオンバッテリー市場で大人気のAnker社のライバル製品の方が質感は高そうだが、シガーライターソケット充電に対応していないことと、AC出力がなぜか120Wとかなり少ない上、価格が当機種より1万円高く、サポートも評判がいまいち?
Anker製品はモバイルバッテリーでかなりお世話になっているし、高い質感はやはり魅力で気になる商品ではあるが。


下はスタイリッシュなAnker社製の方。