カイゼン生活

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小分けパッキング用スタッフバッグのカイゼン

ここ数年、小分けパッキング用スタッフバッグとしては、イーグルクリーク社製の「パックイット」シリーズの2サイドハーフシェルを使ってきた。
大きな旅行バッグに衣類や小物類を小分けして入れることで、荷崩れを防ぎ、必要なものをさっと出せるメリットは、小さな動きひとつひとつの積み重ねが体力の消耗を大きく左右するハイエースでの車中連泊遠征時には、きわめて有効であった。
また、日常ではメッシュ生地を生かして、スイミングの用品を入れとして活用。
スイミングには往復13kmをランニングで行くことが多いので、ランニング用バックパックにすっぽりと収まり軽量なので愛用していた。

長期使用していて、さすがにジッパー部の固着が気になってきた。
また、濡れた水着やタオルを入れるため、雑巾のような臭いが出やすく、ときどき洗濯する必要があった。

長いあいだ愛用してきたイーグルクリークのトラベルギアだが、今回、新しいものをテスト的に導入。
SEA TO SUMMITという超軽量グッズを得意としているブランドのTravelling Lightシリーズ「Packing Cell」という製品である。

実測値は同容量のものを比較すると、イーグル社(Sサイズ)が41gに対して、SEA社は20g。
素材の進化によるところが大きいが、もはやイーグル社の製品のように綿は使っていない。化学繊維のみである。濡れたスイミング用品を入れるので、化学繊維であれば臭いがつくのを防げるのではないかと考えた。とはいってもメッシュ部があるので、1週間程度の使用ではあるが、やはりきちんと乾燥させないと臭いは出てきそうな感じではある。

あとは、Hypalon(TM)フラップつきのジッパーで耐久性にすぐれるとのこと。
濡れ物を扱うと、どうしてもジッパーの劣化が問題になるので、この点は期待している。
この点はもう少し長く使った上でレポートしたい。
・・と、思っていたのだが、1週間早々に元の鞘におさまることに。


上記のスタッフバッグは、形状もかわいらしく、軽量で、素材の感じも好きなのだが、スイミングスクールで数度使ったところ、コンパートメントがなくなったためにけっこうな不便。乾き物と濡れ物を直感的に仕分けできるイーグルクリーク社のトラベルギアは、さすが、簡単にはその座を明け渡せそうにはなかった。
ということで、イーグルクリーク社のパックイットを新調した。(5個目の購入である)
泥棒さん柄がかわいい。臭くならぬよう、こまめに洗濯することにする。


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Travelling Lightシリーズ「Packing Cell」の方は、とりあえず、へらぶな釣りの万力入れにした。
へらぶな釣りの道具一式はけっこうな重機材なので、徐々に地道に軽量化に取り組んでいる。

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