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専業ブランドの超軽量LEDランタン(ジェントス社製エクスプローラー)

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500mlペットボトルより小さい本体は、かわいらしくて、まるでランタンのミニチュアのようだ。

なにごとでも、その道で長く専業ブランドを張ってきたメーカーの製品には、ブラッシュアップによる地味ながら細やかな美点が多く隠れている。特にピンポイント的な分野で長く支持されつづけているようなものには、強く惹かれる。
LEDヘッドライトにフランスのペツル社があれば、LEDランタン分野ではジェントス社。ずっと海外メーカーだと思っていたが、日本のメーカーと知って驚いた。
「ジェントスのエクスプローラー」という刷り込みがいつなされたのかは覚えていないが、すでに一般的なアウトドアメーカーの白色LEDランタンを持っていたので購入までには至っていなかった。
それでもプロ用の照明器具技術を活かしたアウトドアモデルである「エクスプローラー」シリーズは、一度は使ってみたいと長く憧れていた。
そんなとき、超コンパクトで軽量、おまけに電球色という異色の新作が発売されたのを知り、これなら手持ちの大光量マグネット式と役割がかぶらないので導入することにした。
とってもキュートなEX-1977ISというモデル。

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ハイエース車内に常置して、おもに車中泊での使用で11ヶ月経過。
どこでも買える単三乾電池を四本で、連続点灯は最大で36時間。もっとも明るくしても100ルーメンと控えめだが、光量が欲しいときには白色LEDのヘッドライトなり懐中電灯を使えばいいので、雰囲気重視のあたたかみのある光の色がとてもよい。
特筆すべきは、底部に格納されたフックだろう。レンズカバー部をはずしてさかさまに吊せば、テント内など広く照射してくれるばかりでなく、通常のランタンでは構造上やむをえない光源直下が影になる問題を解決している。テント内で地図を開いてじっくり翌日の作戦を練るときなど、雰囲気もあるし、とても重宝。

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これが便利な、逆さ吊りモード。フードをはずすことで、ランタン直下が影になることもない。


電池を含めても重量は250g以内なので、ランタン特有の重量感はなく手軽。移動や撤収時にポケットに突っ込むこともできる。
ハイエースの窓べりに常置しているが、小さいのでこれまで邪魔に思ったことはなく、また走行の振動でごんごんぶつかって気になるというようなこともない。状況に応じて置いたり、吊したり、さっと使い分けることができるところがとても気に入っている。
とにかく、キュート。

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