カイゼン生活

日常的非常事態サバイバンライフ

ブロンプトンの記録簿

ホイールをはずす練習ついでにチェーン注油。

2016-01-17
f:id:cippillo:20160120110646j:plain

2016年の遠征にむけて耐パンク性を重視したブロンプトン純正ケブラータイヤに交換し、古いコジャックタイヤとチューブは予備としてハイエースに積載しておいた。
とはいってもホイールの取り外し、組み付けができなければ意味がない。ブロンプトンの後輪は2速の外装ギヤと3速の内装ギヤを組み合わせた特殊なハブ寸法なので(一般的な自転車のハブ幅より狭い)、ロードレーサーでなじんだクイックリリースではなく、15mmというこれまたあまり見ない寸法のボルトを緩めて使う。このボルトは前後共通。ブロンプトン純正工具にはこの15mmスパナが入っている。また、社外品で15mmスパナとタイヤレバーが一体になった便利な工具もあるが、とりあえず練習なのでモンキーレンチで済まします。
前輪は問題なかったが、後輪がくせもの。
f:id:cippillo:20141120101628j:plain

なんですかこれは。15mmボルトに穴があいていて小さいチェーンが出ている。どうやって回すんですか。
調べてみると、小さいチェーンの上についているネジを手でくりくりっとまわして引っこ抜くようだ。それはできたのだが、このくりくりっとまわすネジは内装ギヤを制御するチェーンの張りを調整しているパーツでもあり、つまりいったんはずせば、またギヤの調整をしなければならないということ・・。出先でギヤが調子わるいなんて避けたい。
と思ったら、こんな調整方法が出ていた。

f:id:cippillo:20160120110646j:plain

やってみると、一発でギヤが決まった!!!
素晴らしすぎるので、忘れないように絵にしておく。
とりあえず後輪も成功ということで、あとはチェーンのメンテ。
面倒くさがりなので、掃除と注油が同時にできるフィニッシュライン1ステップルーブ。さいきんは原付二種オートバイの方にも使っている。きれいな見た目が長持ちするので。
車体の方はささっとプレクサス。この二つのメンテパーツは付き合いが長い。

f:id:cippillo:20160120112500j:plain
f:id:cippillo:20160120112459j:plain

フィニッシュライン(FINISH LINE) 1 ステップ クリーナー & ルーブ 120mlプラボトル

フィニッシュライン(FINISH LINE) 1 ステップ クリーナー & ルーブ 120mlプラボトル

プレクサス(Plexus) クリーナーポリッシュ (国内正規品) PL368 [HTRC 2.1]

プレクサス(Plexus) クリーナーポリッシュ (国内正規品) PL368 [HTRC 2.1]

 

前後タイヤ交換

2016-01-15
f:id:cippillo:20160120112458j:plain

ブロンプトンのラインナップのうちスポーツタイプのTハンドルL型に純正採用されているシュワルベ社製コジャックはスリックのロードバイクのような転がり抵抗の少ないタイヤだった。
これはこれで捨てがたい軽快さがあったのだが、旅先のオフロード走行でパンクを喫したことがあり、2016年の遠征に向けて耐パンク製を重視したかった。ブロンプトンユーザーのあいだでも旅系の人々に絶大な信頼を得ているのがシュワルベ社製のマラソンとマラソンプラスだが、これはいくらなんでも重い。遠征といっても私の場合はクルマに積んで行って現地で走るスタイルが主なので、ブロンプトンだけで何百キロも遠くまで走るような重装備は必要ない。
けっきょく選んだのはブロンプトンの標準型に純正装備されているブロンプトンケブラータイヤ。これ、じつはコジャックとあまり重さが変わらない。しかも乗り味もあまり変わらなかった。
平均勾配11パーセント220m登坂のいつもの修練コースでも、コジャックとの明確な違いは感じられない軽快な乗り味で大満足である。
ただ値段が高い。チューブといっしょに交換して工賃込みで1万5千円ほど。

 

ヒンジ交換

2016-01-13
f:id:cippillo:20160120112505j:plain

ブロンプトン純正品。地味なRAWカラーのブロンプトンには赤を差し色として各所に使っている。やりすぎてもいけないので2つのヒンジのうち、とりあえず1つだけ試してみた。部品代は1000円なので気軽。
新品になってネジの回転がぎくしゃくしたので、シマノ社製「デュラエース」の名が冠せられたグリースを塗った。しばらく使っているうちにあたりが出てくるだろう。

f:id:cippillo:20160120112501j:plain
f:id:cippillo:20160120112502j:plainf:id:cippillo:20160120112503j:plain


ちょっと赤が多くてうるさいかなあ。
f:id:cippillo:20160120112504j:plainf:id:cippillo:20160120112506j:plain

 

サドル位置固定の純正パーツの装着

2016-01-11
f:id:cippillo:20160120112508j:plain

1,500円の小物ながら便利な純正パーツである。2016年モデルのブロンプトンには標準装備されているという。
シートポストを頻繁にのばしたり縮めたりする折りたたみ自転車。のばしたとき適正位置に調整するのが、少々面倒くさい。昔はロードレーサーに乗っていたせいか5mmの違いが気になる。そんなとき、これを仕込んでおけば、ばっと思い切り引きのばせば、つねにベストポジションでぴたっと止まってくれるようになるのだ。
構造は簡単で、シートポストの末端(下側)にあるストッパーが、この樹脂製の部品にぶつかって止まるだけ。樹脂パーツには5mm刻みで溝が彫ってあるので、好みの位置でカットすれば5mm単位で適正ポジションが得られるというわけ。
まず山岳と平地でテスト走行して適正位置を探し、シートポストにマジックで印をつけた。
次にその印をもとに、近い位置にある溝を見つける。私の場合は1番下の溝と2番目の溝のちょうど中間。切りすぎてしまうと後にもどれないので、安全をとって2番目でカットした状態が下の写真。

f:id:cippillo:20160120112507j:plain

取り付けにはシートをシートポストからはずす必要がある。仕込んでみてまたがってみると、ちょっと低い気がしたので、もう1段(5mm)カット。けっきょく使うのは下写真のように小さくなってしまった。

f:id:cippillo:20160120112509j:plain

セットしてみたら微妙に高い? 気にしはじめると2.5mmの違いが、こんなに大きいとは。でもそんなこと気にしないで乗るのが折りたたみ自転車、と自分に言い聞かせ、とりあえずこの状態で運用してみることにしよう。


kaizen.hatenablog.com