カイゼン生活

日常的非常事態サバイバンライフ

ハイエース・ナローハイルーフ200系6型(ディーゼルAT)

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主力車両として三代目となるハイエース。1代目は2型ディーゼル・スーパーGL、2代目はディーゼル・マニュアルミッションDX GLパッケージ、そして3代目はディーゼルDXと、買うごとにグレードが下がってきている。
導入条件の基本路線としては下記の2021年ハイエースDX運用検討に基づく。

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kaizen.hatenablog.com

クリーム色のハイエース

幼稚園バスでしか見たことがない

幼稚園送迎バスでしか見たことがない、あやしいクリーム色。
クリーム系のデザートカラーは四駆車を中心に流行しているが、むかーしからハイエースにラインナップされているこの色はなぜか幼稚園以外に人気がない。

なぜか差別色

まず、この色だけは差別色といおうか、なぜだかバンパー同色やテールランプがカッコよかったり、スモークガラスもバンドルされるGXパッケージという選択がとれない。これが不人気の理由ではないかと思っているが、ハイエース200系も3台目。いい加減、スーパーGLもGLパッケージも計30万キロ乗ってきて、どういうわけか最近は黒樹脂バンパーの方がハードでカッコよく見えてきた。

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クリーム色は汚れに強かった

納車から7千キロを無洗車で過ごした。以前の紺色なら遠征中でも1週間に一度は洗車をしないと、見るにたえないクルマになったが、クリーム色はもともと泥が乾いた色をしているので、驚くほど汚れが目立たない。

クリーム色にはレッドの差し色で

幼稚園バスっぽいクリーム色の純正オプション構成のなかで、唯一、こだわったのが赤色のマッドフラップ。
クリーム色と赤のハーモニーでテンションあぷ。

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ナローハイルーフというレアな選択

ナローサイズのハイエースでハイルーフを選択すると、車幅と車長は5ナンバー枠(4ナンバー枠)のまま、つまり小型車サイズのままなのに、実際には1ナンバーとなってしまい、高速道路割高、税金割高など、じつに不利。
どうせ1ナンバーになるなら、ワイドミドル、スーパロングなど、ハイエースのめくるめく魅惑の世界が広がっている。わざわざ1ナンバー枠で小型車サイズを買うのは、よほどの理由があってか変人か。
そんなわけで8ナンバー改造の福祉車両以外で、ナローハイルーフという選択はあまり見かけない。
しかし池やダムめぐりでは狭い林道も多く、物怖じせずにグングン進撃できる幅と長さが重要。

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四駆ディーゼルは高額だけど

ここまで不利でありえない選択の上、さらにすごい選択を上塗りしよう。
上記の仕様で、二駆のマニュアル車と四駆ディーゼル車が選択できる。見た目は四駆がちょっと車高が高いかな、というぐらいで、ほぼ同じ。
しかし値段が百万円以上違う!!!!
ありえん。ありえん選択なのだが、池めぐりで残されているのは、四駆でぐいぐい入っていかないといかんような場所ばかり。
慟哭しながら四駆ディーゼルでローンを組む。


 

30万キロのノウハウを幼稚園バスに詰め込む

そんなわけで超高級車ながら、見た目は幼稚園バスのハイエース
これまで2台のハイエース、30万キロを乗ってきた経験と知見を「DX検討2021の方針」にまとめ、これまで使ってきた知財資材を新しいハイエースに継承。

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くらちゃ号と命名

3世代目の運搬機材を幼稚園バスと呼ぶのも悪くはないが、誤解を招くおそれもあるので、ユニークな名を与えようと思う。
最初はクリームシチューみたいな色だと思ったので、くりぃむしちゅぅ号にしたのだが、あまりの脱力ぶりに家族も萎え、まあそれはそれでエエ感じともれ笑いしていたが、どうもしっくり来ない。
くりぃむしちゅうの力強さがない。もっとダメダメな感じのする、ゆるーい色なのだ。
心の中のヒキダシが開く瞬間を待つ。
そして来た!
そう、クラムチャウダーの色だ。
ということで、くらちゃ号と命名
年ごろの娘には、クルマに名前を付けるような男には気を付けなさいと言っているのに。


 

仕様詳細

買い替えのときにいちいち思いだすのがしんどくなってきたので、購入時に選択した追加装備を記す。
基本的には全部、メーカーオプション+ディーラーオプションのみ。

●●作成中●●



 

6型ハイエースDXディーゼルターボ4WDの感想

1万5千キロ走行時点での感想。

エンジンについて

排気量は前に乗っていた2型と4型の3千CCのエンジンからフルモデルチェンジして2,800CCの新型になったそうだ。排気量はダウンしつつパワーは上がっているそうだが、二駆から四駆への乗り替えのため実感はできず。
エンジンはあいかわらずカッコいい。
音は最初、うぃーんうぃーん唸って好きじゃなかったが(ディーゼルはやっぱりガラガラいってほしい)、慣れてくるとこの静粛性も悪くないなと思うように。

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4WDについて

ハイエースの4WDは初めての導入だったが、燃費は確実に悪くなったが、池めぐりという用途では平坦路ではない道を突き進むことも多く、ナロー+4WDの強力な走破力に感動しきり。
不安がまったくなくなった。スタック脱出用に折りたたみシャベルと古バスタオルも積載しているが、今のところ出番なし。
今までやったことのない雪国への遠征もやってみたいと思っている。
今後は2WDという選択に戻ることはないかもしれない。

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ハイルーフについて

ハイルーフの最大のネックは立体駐車場だろう。
私の場合は都会にはほとんど行かないのと、日常使いでもほとんどクルマは出さないので、今のところ困ったことはない。
また、狭い林道などで屋根を枝がこするようなことも心配だったが、ヤッチマッターというような状況には今のところ遭遇していない。
一方、居住性については、車長と車幅は4ナンバー枠でありながら、これまでとは段違い。よくなったねー、とかそういうレベルではなく、快適さは別モノといっていい。
室内高が高くなるだけで、これだけ居住性が上がるのかと正直、驚いている。
これは数字の違いだけでは見えない。使ってみないと分からない利点だった。

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