カイゼン生活

小さなイラっをカイゼンすれば日々是好日。

首振りのできるクリップ扇風機(9cm扇と18cm扇)

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扇風機の羽根は大きければ大きいほどいい。大きい羽根をゆっくり回すのが自然風に近い風あたりで、風疲れがおきにくい。
そうは分かっていても、こう暑いと、つい手もとで気軽に使えるモノが欲しくなる。それと夏の車中泊の際には必須アイテムなので、おのずとクリップタイプの小型扇風機という選択肢となる。
そして絶対にはずせない機能が、首振り。小型扇風機は大羽根に比べて遠くまで風が届かないので、肌から至近距離での使用となる。エアコンの補助や、車中泊の室内熱排出など、サーキュレーター的な使い方以外であれば、首振りは絶対必要という考えである。
小型だけに、しっかり首振りしてくれるものとなると難しい。首振り角度が甘かったり、首振りで風力が落ちたりしては何にもならない。
2017年夏から使用し、大満足しているのがヤマゼン社製の18cm扇。比較的信頼できるメーカーであることと、毎年、カイゼンがなされている点も評価できる。
首振りがスムーズで二段階切り替えの風力も必要十分。強モードを使うことはあまりなく、弱モードで1mぐらいの距離で首振りにして使うと心地よい。
また、ジャバラのコードは狭い車内で使うときには、たいへんありがたい。
小さなところだが、角度の設定幅も大きく、調節にもコシがあり、しっかりしている。こういった外見や仕様では分からない部分がちゃんとしているモノは偉いと思う。ぐにゃぐにゃしてたり耐久性がなかったりするようなモノが多すぎる。
2018年モデルでは価格が下がったかわりに出力が落ちているという報告があった。用途によると思うが、強モードをあまり使わない自分にとっては、価格が大幅に安い点は魅力に感じる。メーカー公称の耐用年数は4年なので、買い替えサイクルを前提に低価格の18年モデルも検討に値するだろう。
一方、兄弟機種にタイマーモデルがあると知って小躍りした。モデル番号としては後継機ではないが、ヤマゼンの18cm扇としてAmazonでは同じページで販売されている。寝るときや、車中泊でバッテリーを節約したいときなど、タイマーには惹かれるものがある。こちらの出力は2017年モデルと同等。
在庫限りとは思うが、現在のところ出力の強い2017年モデルも併売されている。


ハイパワーな2017年モデル
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大幅に安くなった2018年モデル
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タイマー付きモデル
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さてヤマゼン社製の18cm扇を使って1年、というか2回目の夏も盛りを迎えているが、ひとつだけ残念な点がある。
コンセントがないと使えないことと、卓上に置けない点。クリップ扇なんだから何を贅沢な、と叱られそうだが、これがぽんとテーブルに置けたら、どれほど利便性が向上することか。クリップでしっかりはさめる場所を探すのは、ちょっとした手間。
そこで発想をかえて、半分の大きさの9cm扇(そんなジャンルがあるのか分からないが)なら気軽に卓上に置けるのではないかと探してみると、なんと、卓上にも置けてクリップもついて、おまけに首振りまでできる機種があるではないか!
中国の複数の販社が自社ネームをつけて売っているが、元は同じ機種のOEMらしく、なかなかの傑作機のようだ。そして【2018年最新改良版】という記載も素晴らしい。長く愛され毎年カイゼンしていけば、いつかは・・?
最安値2千円で買える旧モデルとの違いを探してみると、パイロットランプの有無に気がついた。他にもちょこちょこカイゼンしているのだろう。
もっともヤマゼンのような安心感は期待していない。どんなもんかなーぐらいの気持ちで導入してみたら、これはこれで良かった。
首振りのありなしはボタンひとつ。思ったよりちゃんと首振りする。角度は90度と浅いが、卓上での至近距離で使うので問題なし。
ただ、卓上に置いた状態では軸が45度ほど下を向いた状態になっているので、首振りが浅い。言っている意味が分かりにくいだろうか。首振り軸に対して直角の状態が首振りの恩恵が最大で、首振り軸と羽根の回転軸が水平になると、首振り効果はゼロになる。その中間あたりの首振り効果しかないということだ。
しっかり首振り効果を出すためには、クリップを使う必要がある。
ただ、最初こそ使えない首振りだなあと思ったが、至近距離での使用においては、浅い首振りがなかなかエエ感じではないか。風があっちに行ってこっち来るという感じではなく、首振り運動とともに、ずっと当たっている風に強弱がつくイメージ。悪くない。

いちばん好きなところは、オンオフを兼ねたダイヤル式の風力調整つまみ。ダイヤルをまわしていくにつれて無段階に風力を変えられる。CVTではないか! というより、昔ながらのアナログ感、じつはけっこう使いやすいし、至近距離だけに極ゴク微量の調整でベストセッティングを出せるのでストレスがない。神経質なので、十分おきにダイヤルをひねっているような気もする。
いっぱいまでひねるとオフになる。このとき、かちっと手もとに伝わる抵抗も悪くない。
材質のチープさは否めないが、電池ボックスの開閉の節度など、最低限のレベルにはある。が、個体差はあるかもしれない。
角度の調整幅は広い。チープな軽量さを活かして、地球儀のようなスタイルで自由に向きが変わる。しっかりした扇風機だと、この仕組みは難しいであろう。チープなりの手軽さといったところか。
USB給電なので、モバイルバッテリーやスマホの充電器に接続すればAC電源でも使える点も、ヤマゼン18cm扇より起動性が高い。
標準で1mのUSBケーブルもついてくる。もうひとつの付属品は、単三形より少し大きいリチウム電池が二個。正直、この電池が全体の価格の半分を占めているのではないかとも思う。
これで5時間の駆動が可能ということである。全体がピンクで表示もほとんどなく、ちょっと怖い。リチウム電池だけは発火の原因にもなるだけに信頼性がほしいところ。しかし信頼性の高いリチウム電池となれば価格は何倍にも膨れあがるだろう。むしろ電池なしで扇風機の品質を上げたモデルがあったら、そっちを買いたいとも思う。
クルマを火の海にしたくはないので、このリチウム電池だけは車中に持ち込む勇気はない。現在は、信頼性のあるモバイルバッテリーを接続して使っている。
ちょっとおもしろいと思ったのは、二個のリチウム電池のうち、ひとつだけでもちゃんと駆動する点。USB給電で稼働させたいときはリチウム電池を二つとも抜く。電池を入れたままだと充電モードとなる。ただ扇風機はまわるが、どういう電流の流れになっているのか分からない。説明書にはUSBのときは電池を抜け、とあるのでそうしている。
リチウム電池は「18650」という汎用タイプなので、調べてみるとPanasonic社製のものも販売されていた。これなら使ってみたい気もするが、扇風機にはプラス電力がフラットなタイプがよいという意見もあり、まだ踏み切れない。もっともこの電池、扇風機の値段と同じ。一本でも動くから、一本だけ買って試してみたい気もするが、ホンモノのPanasonic社製なのかも含め、しっかり見極めたい。